旬の味
雪の少ない冬も終わり、今のところ順調。5月末には道内で39度台の高温を記録、当地でも35度台を記録し記憶にはない高温、一転6月に入り寒空が続き霜の降りたところも▼3月末の雪解けとともに各種団体の会合、行事が次々と開かれる中、今年は統一地方選もあり忙しさ倍増。更に合間を縫っての農作業に追われ、いつの間にか牧草収穫時期に突入。今のところ牧草の収量は、生育が順調に進んでいたこともあり平年作だ▼5月の日米首脳会談では良からぬことを約束したともとれる発言、農産物への影響が懸念される。自由化対策として始まった「畜産クラスター事業」。多額の補助金がつぎ込まれても国が農家を守ると約束したわけではない。補助事業ででき上がった施設コストは下がるどころか上がるだけ、価格が下がることになればひとたまりもない。最後の尻ぬぐいは農民では堪らない▼農産物自由化推進、年金の引下げや医療費・消費税の引き上げなど国民負担をもくろむ政治には退陣いただくしかない。 (イ)
(新聞「農民」2019.7.8付)
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[2019年7月]
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