「農民」記事データベース20190701-1366-07

大阪 新婦人・農民連

産直大交流会


食料と農業を守ろう!
府下183カ所で1800人が交流

 今年も6月4〜8日にかけて、農民連と新日本婦人の会大阪府本部との産直交流会が開催されました。大阪府下183カ所で、生産者が47人、消費者は総勢1800人余が参加し、交流しました。

 新婦人と農民連の産直がスタートして30年。生産者はおいしくて安全なものを生産し、消費者はこれを食べ支え、一緒に日本の食料と農業を守ろうという新婦人との産直運動は、日本の産直のなかでも先駆的な取り組みです。今年も各地の交流会では生産者の思いを伝え、消費者からは産直品を 使った手料理などが提供され、みんなで舌鼓を打ちながら、苦情も含めてさまざまな意見を出し合いました。

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ママもお子さんと一緒に参加(城東支部で)

 農民連からは、お米の出荷をしている福島県と石川県の生産者も参加。大阪農民連は、総勢18人が参加しました。


参加者の感想

 産直を大切にする思いを知った

  大阪産直センター 大坊幸事務局長

 私は5カ所に行ってきました。みなさん、私のつたない話も一生懸命に聞いて下さいました。「スーパーや道の駅の野菜は信頼していいの?」だとか、コンビニのパンの添加物について、また簡単料理レシピの話、農とのかかわりや人生の体験談など、色々なところで、たくさんの話が聞け、また産直が大切だと思う利用者の気持ちを知ることができました。

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おにぎりと手作りおかず(住之江支部)

 参加した生産者からも「消費者と話ができて良かった」「参加して良かった!」との感想が続々と寄せられ、生産の苦労や努力が伝わったのだと思います。生産者の皆さんには収穫で忙しいなかで参加していただき、お疲れ様でした。また、新婦人の皆さんには会場準備などお世話になりました。ありがとうございました。

  能勢町の生産者 古屋元さん

 新婦人の吹田支部と八尾支部の交流会に参加しました。ふだんはあまり接することがない消費者のみなさんと直接話ができる機会なので、貴重な体験でした。みなさんが住んでいる地域の身近な話が聞けたのが印象に残っています。吹田では新しく産直を契約していただける方が3人も増えたということで、行ったかいがありました。

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産直の野菜と豚肉で“産直定食”(茨木支部

(農民連大阪府連ニュースから)

(新聞「農民」2019.7.1付)
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2019年7月

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