農民連に入ってよかった茨城・常陸野農民センター
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関連/朝5時にわらび採り /栽培技術の交流や勉強会など大いにやりたい |
私は、農民連に入会してまもなく8カ月になります。農民連に入ってよかったこと、それは人とのつながり・交流を持つことによって、自分の視野がいっそう広くなったことです。
まず税金対策にしても、お互いに助け合い、励まし合い、勉強会をするということは、とても有意義なものです。わからないことを教え合い、学び合い、理解していくということは、自分にとっても、とても価値のあることだと思います。また、人と話をすることによって、お互いに情報交換もできます。
それにもまして、農業という職業は、自分の日々の努力の積み重ねに大きく左右されてくるものだと思います。いかにいいものをつくりだせるか、消費者に喜んで食べてもらえる商品を…そんな願いをこめながら、毎日毎日、仕事に励んでおります。そしてまた、毎日が天候との勝負です。
今、農家にとって一番の悩み、それは後継者不足ということです。年々、年を重ねるごとに深刻化していく問題ではあるけれど、どの地域においても同じ悩みをかかえていることは現実問題であると思います。
消費税増税、これには私も反対です。私の理想としては、もっと心にゆとりの持てる政治を願っています。
15年ぐらい前から、日曜市での販売を4年ほど手伝うようになり、その後、両親が農業の継続が困難になったことから、「農業を継続し、土地・農地を守りたい」との思いで、11年ほど前に仁淀川町に移り住みました。
いま山間地は人口が減る一方で、これといった効果的な政策もなく、衰退の一途をたどっています。そこで、この仁淀川町の美しい自然と人情を生かし盛り上げる方法はないかと考え、循環型の無農薬栽培の農産物を産業にしてはどうかと考えました。
こうして自らは池川自然農園を設立し、無農薬で年間約50種類の農産物を栽培しています。地域の仲間たち10人ほどと、「仁淀川町自然農法研究普及会」(通称・仁淀川じねんの会)をつくり、毎月1回程度勉強会を開いています。
山あいにある松田さんの畑と松田さん |
今後は、低コスト化、流通の改革、加工品の開発、種子の保存、低価格での販売方法などの研究をしながら、生産者の所得向上、地域産業の振興に貢献していきたいと考えています。
農民連を知ったのは、税金の集団申告のときです。それまでは民主商工会を通じて申告をしていましたが、申告のなかで農民連の西森貞男さんにお世話になり、農民連を紹介されました。昨年11月、高知市内で行われたイベントで、西森さんと中越吉正事務局長に会い、その場で正式に加入しました。
農民連のみなさんと力を合わせて、ともに歩んでいきたいと考えています。
[2019年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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