埼玉女性部第31回総会開く
新規就農した女性が新会員に
頼もしい発言に大盛り上がり
第31回埼玉農民連女性部の総会を3月29日、熊谷市で行いました。
森千恵子部長が活動報告と計画提案を行い、5月の国際フォーラムや、埼玉県母親大会、県農民連恒例の前進座公演などへの参加を呼びかけました。
討論では、養豚農家の会員が、「豚肉価格が下がっているが、エサ代は下げられず、このままでは養豚農家も減ってしまう。今は輸入の豚肉が安く食べられているが、国産の豚肉が本当になくなってしまったら消費者も困るのでは…」と発言。また、高齢化や相続で、農地の維持ができなくなっている現状も出されていました。
その一方で、昨年、女性部に入ってくれた深谷市で新規就農したお母さんからは、「高齢者や障がい者とNPO法人を立ち上げ、初めて玉ネギ、ジャガイモを植えた」というたのもしい発言もあり、大いに盛り上がりました。
ヨガ体験で体もスッキリ
第2部では、講師を招き、ヨガをしました。「足の筋肉をつけて、転倒せず、きれいな姿勢で歩けるよう、毎日、ちょっとのケアを心がけましょう」と先生。みんな真剣にヨガを体験し、体もスッキリ。おなかもすいてきたところで、恒例の一品持ち寄りのお昼食ご飯に。
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みんなでヨガを体験 |
事務局の皆さんが用意してくれたまぜご飯のほか、美里町の養豚農家で部員の白石光江さんが育てた中ヨークシャー種を基礎豚にした幻の肉「古代豚」の豚汁や、それぞれが持ち寄った料理などを互いに紹介し合いながら、おいしくいただきました。
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色とりどりの持ちより料理 |
(埼玉県女性部山桜の会 高橋文子)
(新聞「農民」2019.5.13付)
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