農のこころ丸山美沙夫
籾を蒔く残雪に聞く農の旬 小林 曽 俳誌『みすゞ』から。俳句では籾の種を蒔くことを「種蒔く」として、春の季語にしている。まだ雪の深い山間地など残雪がある中で準備が始まる。田植機が普及され、苗づくりも機械植え中心になった。専用の苗箱に種を蒔く。稲作の本格的な始まりである。「農の旬」と捉えて、仕事に励む意気込みが心強く伝わってくる。
(新聞「農民」2019.5.13付)
|
[2019年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2019, 農民運動全国連合会