蜜源になる草花を
育ててみませんか
みつばちかだんプロジェクト
農民連女性部と分析センター
実行委立ち上げ
このところ、ミツバチの減少を伝える報道が増えてきました。ネオニコチノイド系農薬と呼ばれる殺虫剤が使用されるようになったからではないかと、研究が始まっています。自然とともにあるのが農業ですから、農薬が原因だとすると心配です。
でもミツバチの減少の原因はもう一つあるといわれています。それは蜜源や花粉源の花が減っていること。農村は一見、自然豊か、蜜源豊かに見えますが、単一作物での栽培が多くなり、ある時期にはミツバチの喜ぶ植物がたくさんあっても、その時期を過ぎれば蜜や花粉集めが難しい環境になってしまうのだそう。これではハチたちも疲れてしまいますし、農薬散布のダメージから回復するのも難しくなってしまうでしょう。
そこで、「みつばちかだんプロジェクト」では、ミツバチたちが喜ぶ蜜源の植物を、私たちが用意してあげられないかと考えました。農村なら空いている土地のどこかに、住宅街であればお庭や鉢植えに、ミツバチが喜ぶ植物を植えてあげたらいいことが起こるかもしれません。
今年のプロジェクトでは、ミツバチたちが好む植物で、1年間、花をリレーできそうな種を選びました。本当は在来植物を選びたかったのですが、それはまた次のステップ。
まずはご一緒に花の種をまき、ミツバチが訪れてくれるかを、みんなで観察してみませんか。
注文先など
種類と開花時期
レンゲ、クローバー、ヘアリーベッチ(春咲き)、ゴマ(初夏咲き)、ソバ(秋咲き)
種はいつまくの?
地域差がありますが(表1)を目安に種をまきます。
種をまいた後は?育て方と観察
◎育て方の簡単な説明書を付けますので参考にしてください。
◎花畑の様子などを写真に撮って送ってください(携帯OK、送信先は説明書に記載)。
種の分量と価格は?
(表2)を参照
注文先・問い合わせ先
農民連食品分析センター Fax 03(3959)5660 電話03(5926)5131 Eメール power8@nouminren.ne.jp
(新聞「農民」2019.4.22付)
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