「農民」記事データベース20190408-1355-11

旬の味


 桜の花がほころび始め春らしくなってきました。先日玉ねぎの周りの草取りをしていると、少し先の草の間にワサビ菜が育っており、さっそく採って帰り、夕食の付け合わせにしました▼葉物がまだあまりない時期なので、緑が新鮮でよかったです。昨年の種が落ちて勝手に育ったようです。私の畑はほかにも、小松菜や青じそ、高菜、金まくわうりなど種が落ちて育ってくれるものが結構あり、助かっています▼放置しているのに意外によく育つのが不思議です。植物のもっている力ってすごいと思います。そんな植物の力を私たちが食べて、日々のエネルギーになっているのだと思うと、野菜づくりにも元気が出てきます▼私はなるべく自家製の野菜で食卓を飾りたいと思い、農薬は使わないので安心して人にもあげることができます。白菜やキャベツなどは虫が食べて大変でしたが、レタスを混植したりして殺虫剤を使わなくても、虫があまりつかなくなった気がします。今年も夏野菜をいっぱい作りたいと思います。

(K)

(新聞「農民」2019.4.8付)
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2019年4月

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