常陸野農民センター
30周年記念パーティー
茨城
重税反対統一行動も終えた3月13日、茨城県の常陸野農民センターは結成30周年の記念パーティーを小美玉市で行いました。
飯田忠夫会長はあいさつで、「『自由化の波からみんなの経営や暮らしを守ろう』と1989年4月に農民センターを設立しました」と紹介。「米パニックが起きたときに産直をやりたいと声をかけていただき、新日本婦人の会のみなさんと米・野菜の産直ボックスのスタートさせました」と振り返り、「悪い農政が来てもみんなで乗り越えてきました」「地域のみなさんや来賓のみなさん、女性部のみなさんのおかげでここまで来られました」と感謝。「規模を大きくすることも大切だけど、周りのみなさんと連帯し、地道にまじめに経営や暮らしを守っていきたい」と話しました、
茨城農民連の村田深書記長は「安倍政権は国際的な流れに真っ向から対立しています。こういう時こそ農民連の出番。仲間を増やしながら一緒にがんばっていきたい」と激励。
新婦人茨城県本部の伊豆原則子さんもあいさつ。「私の娘も東京で産直ボックスを取り始め、『新鮮でおいしい』と楽しみにしています。これからも消費者に安全なものを届けていただけることを期待しています」と今後の発展に期待を寄せました。
女性部のみなさんの持ち寄り料理などたくさんの料理を囲みながら談笑。30年を振り返るスライドショーをはじめ、女性部によるメロディベルの演奏や「常陸野センター」と題した詩吟、ガマの油売りの口上や手品など、会員による多彩な出し物が飛び出し、楽しくにぎやかな時間となりました。
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女性部のメロディベル演奏 |
(新聞「農民」2019.4.8付)
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