学校給食にもっと地場産を千葉県と県母親大会実行委が懇談
「食と農業」で農民連女性部発言3月12日、「子どもと教育」「税と社会保障」「食と農業」「環境と平和」の分野で、千葉県母親大会実行委員会と、県との懇談会が行われました。「食と農業」は農民連女性部が担当し、発言しました。
要請では農民連女性部は主に、「学校給食に地場のものをもっと使ってほしい」「価格保障・所得補償の充実を県として国にはたらきかけてほしい」と求めました。 発言にたった斉藤教子さん(船橋農民組合)は、「政府が小麦のグリホサートの残留基準を緩和し、パンやめんなどの小麦製品を食べれば米の300倍の農薬を摂取することになる。学校給食は米飯を増やし、小麦は県産か国産原料で」と訴えました。 そして、ズラリと並んだ県の担当課の方たちに、「皆さんにも子どもや孫がいますよね。学校給食だけでなく、県や病院、公の施設では地場のものを使って、一緒に県の農業をもりあげていきたい」と提案しました。 このほかに実行委員会からは、「学校では正規職員が不足し、先生たちの労働環境が悪化。子どもと向き合う時間がない」、「社会保障なのに国保税が高すぎる」、などを要望。 千葉県は全国でも財政力4位の県です。今回の訴えを一つでも多く改善につなげてもらいたいです。 (千葉県農民連女性部 小島朋子)
(新聞「農民」2019.4.1付)
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[2019年4月]
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