農のこころ丸山美沙夫
牛飼ひの少年胸に桃の花 野口美津子 俳誌『俳句人』から。酪農家の少年であろう。生きものを飼うということは家族の協力も必要である。少年はその役割をしっかり身につけているようだ。外に出していた牛を畜舎に集めて来たか。牛舎の見回りや手伝いの役割か。傍に咲いていた桃の花を胸に挿している。感性豊かに育つ少年の心を捉えて、感動が迫る。
(新聞「農民」2019.3.25付)
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[2019年3月]
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