農のこころ丸山美沙夫
茎立ちの青菜に重し名残り雪 森山美津子 俳誌『みすゞ』から。野沢菜や蕪菜、大根など越冬して花を咲かせたり種子を採るものだが、雪の下から出て薹が立つ。これを「薹立菜」ともいう。まだ春野菜が採れない頃、茎や脇芽の柔らかい部分を摘み、湯がいたりして食べる。雪国独特の風味である。春雪もこの頃が名残り雪となり、白と緑が鮮やかに映える村里に。
(新聞「農民」2019.3.18付)
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[2019年3月]
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