農民連女性部が講師に
無添加で安心・安全な
手作りみそをつくろう
千葉土建主婦の会 みそづくり
無農薬で育てたパセリに青虫が
千葉土建一般労働組合「主婦の会」の主催で2月16日に開かれた、「無添加で安心・安全な手作りみそをつくろう」に、千葉県農民連女性部の飯島和子さんと、斉藤教子さんが講師として招かれました。
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みんなが笑顔になったみそづくり。前列左から2人目が飯島さん、その右隣が斉藤さん |
昨年11月末に最初に打合せをしてから、本番までに主婦の会の役員さんは斉藤さん宅でみそ作りを体験し、飯島さん宅で当日使うこうじを2日間通って作り、準備しました。
主婦の会の皆さんとは、お米の販売などでつながりがあり、「以前、農民連で購入したおみそがおいしかった」というのが今回のきっかけ。主婦の会でも「安心・安全なものを食べたい」という要望があったようです。
当日使用した大豆は、農民連の会員が作った県内産のもの。またこうじも飯島さん宅のお米で作った、まさに地産地消の素材です。作業の途中で混ぜたものをミンチにする機械がうまく動きませんでしたが、みなさん手でつぶし、かえって今後自宅で作るのには良い実習になったのではないでしょうか。
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真剣な面持ちで豆をつぶす参加者 |
昼食は主婦の会の役員さんが用意してくれた、豚汁とおにぎりをいただきました。
残留農薬の質問もあり、お昼休みを利用して斉藤さんが食の安全について話をしました。斉藤さんは、「わが家に幼稚園生が農作業体験に来て、無農薬で育てたパセリに青虫を発見。先生が引き取って育てたところ、斉藤さんのパセリを食べた青虫は無事にチョウになったが、エサが足りず市販のパセリを食べた一部の青虫はサナギのまま死んでしまった」という話を紹介。先日新聞「農民」にも載った輸入小麦のプレハーベストや、遺伝子組み換えの話もありました。
「食に関心を持ってほしい」と斉藤さん。「改めて学習会も開きたいですね」との感想もありました。一年後のおいしいおみそが楽しみです。
(千葉県農民連 小島朋子)
(新聞「農民」2019.3.11付)
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