旬の味
「これ、ばあちゃんから」と渡された包み。「あっ! 高菜漬」。私は早くもあげる人達の笑顔を思っていた。青年活動をしていたときの後輩が、今も忘れず、自分のつくる花を届けてくれる▼そのとき一緒に届くお母さんの漬物。大根、高菜、そしてこしょう等すべて手作り。「今回は大根が間に合わずゴメンねって!」「高菜漬だけで十分、ありがとう」と私。「あげる前に自分の分は先にとっとくんだよ」との笑顔が浮かぶ▼心を込めた漬物は絶品だ。「漬け方? 教えるよ。勘と思いを込めてしっかりとがんばりな」。お礼の電話に笑いながら応答。がんばってみるかな〜と原稿を書きながら思った私▼メールが朝早く届いた。「暮れに奮発してお米買ったの。今朝炊いて食べたら、農民連の米の艶甘味と比べ格段の違い。新婦人で買うお米の美しさ、ありがたさをしみじみ感じました」と産直担当の方から励ましのメッセージでした。今日の仕事は、農民連の仲間たちへの「メール届け」で始まりま〜す。 (え)
(新聞「農民」2019.2.18付)
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[2019年2月]
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