消費税増税の問題点こんなに!
20年ぶりに税金学習会
香川・観音寺農民組合
5種類にもなる複雑な大問題
香川県の観音寺農民組合は1月13日、観音寺市の組合事務所で税金学習会を開きました。今年10月に実施がねらわれている消費税増税の5種類にもなるという複雑な大問題などを学ぼうと20年ぶりに開いたものです。
この日は事務所いっぱいの20人が参加しました。
学習会に先立ち、安藤雅彦代表世話人が講師へのお礼などを述べ、あいさつをしました。
また行天忠明事務局長から、開催の目的と坪井貞夫講師(岡山県農民連顧問)の紹介をしました。
坪井さんは、農民連の確定申告の原則「収入はごまかさず、経費はチリ一つ残さず」との考えを、全国連税金対策部長の時代からの経験を交え、軽妙に紹介しました。経費は、自分が生産に直接使った費用を計上するものと強調し、共感の笑いを誘いました。
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講師を務める坪井さん |
また、消費税の課税事業者以外からの小農具の買い入れについてなど、身の入った質問も出されました。
さらに学ぼう確定申告相談会
この学習会をさらに確定申告に生かそうと2月17日には再度、坪井さんを呼んで確定申告相談会を計画しています。
(香川県農民連 福井利夫)
(新聞「農民」2019.2.18付)
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