「農民」記事データベース20190128-1345-08

岩手県農民連農産物供給センターが
栽培技術講習会

多収性品種「ちほみのり」

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「あきたこまち」より1〜3割多収

 岩手県農民連農産物供給センターは12月18日、水稲多収性品種「ちほみのり」の栽培技術講習会を盛岡市内で開催しました。

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栽培技術の基本点を学び、種子の申し込みも次々と寄せられました

 「ちほみのり」は、秋田県の農研機構東北農業研究センター大仙研究拠点で開発された品種。開発にたずさわった太田久稔・水稲育種グループ長を講師にまねき、栽培技術の基本点を学びました。

 今回は全県に幅広くよびかけたところ、組織外からの参加もふくめて36人が参加。参加者からは「は種の時期は」「追肥の成分は」など、栽培の注意点について質問が相次ぎました。

 「ちほみのり」は、東北地域以南が栽培適地。「あきたこまち」より約1〜3割多収(10アールあたり690〜800キログラム)で、多肥栽培でも倒伏しないのが特徴です。食味も「あきたこまち」並みにおいしく、質の良い業務用米としての利用が期待されています。

 農産物供給センターでは、2018年に農業研究センターから入手した種子を増やしました。この種子を19年産から会員に頒布し、本格的に作付けを呼びかけています。

 業務用・加工用として出荷提案

 提案しているのは、業務用米としての出荷、もしくは加工用米として「水田活用直接支払交付金」(10アールあたり2万円)も活用しての出荷です。「これからの経営を考えて、いろんな米づくりをしたいと考えていたところ」「量をとれるのは面白みがある」と、種子の申し込みも次々に寄せられています。
(岩手県農民連 岡田現三)


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島根・松江市 加茂京子
 
長野・立科市 戸塚帆乃美(9歳)

(新聞「農民」2019.1.28付)
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2019年1月

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