「農民」記事データベース20190114-1343-09

旬の味


 沖縄は冬至の日でも半袖姿が見られたがクリスマスになって少し肌寒くなってきた。2018年は激動の一年だった。玉城デニー知事を誕生させた投票日は台風に吹かれた翌日で、夕方投票に行ったら停電で電池式のミニランタンの灯りで「玉城デニー」と書いた▼テレビに映るデニーさんのカチャーシーに合わせて私達も踊った。翁長知事の命を振り絞っての埋め立て承認撤回で中断していた埋め立ては選挙が終わると再開された。国が国に不服審査申し立てをする茶番劇によってだ▼安倍政権は台風で本部港が使用できず、海からの土砂投入ができなくなった。今度は県の条例や仲井真元知事の承認の条件や沖縄県の指導を無視して名護市安和(あわ)の民間企業の桟橋から土砂積み込みをして12月14日、辺野古の海に土砂投入を強行した▼地元の新聞は、「第4の琉球処分、屈辱の日」と書いた。あの日から10日余り、囲いの中は土砂投入で濁りが広がっている。しかし私達は諦めない。2月24日の県民投票を成功させる。

(牧)

(新聞「農民」2019.1.14付)
ライン

2019年1月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2019, 農民運動全国連合会