旬の味
今朝の新聞は「辺野古の海守る知事の遺志必ず 土砂投入阻止へ7万人」と2ページ見開き大画面パノラマ写真を載せた。「イデオロギーよりアイデンティティーを、米軍基地は県経済の最大の阻害要因である」とオール沖縄の先頭に立って辺野古大浦湾の埋め立て阻止をたたかった翁長雄志知事を励ます集いは追悼集会となった▼当日は台風14号の接近で雨の集会だった。隣の女性に「雨に濡れたね」と言ったら、「一生忘れない記念の思い出になるから濡れてよかった」と答えてくれた▼登壇した人たちは知事の遺志を受け継いでいくと渾身(こんしん)の決意を述べた。去年も県民集会に参加したが、今回は参加者が多いだけではなく空気が全然違う。知事が命がけでたたかったことに応えようと、皆の心が一つに結ばれたそんな様子だ▼集会が終わっても、バスを待つ間も皆晴れやかな顔をしている。知事を失った後のあの心配で不安な顔はどこにもない。皆がんばる気持ちと多くの仲間がいることを確信したからだ。 (牧)
(新聞「農民」2018.8.27付)
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[2018年8月]
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