20周年迎えた「百姓百品」
「生産する喜び」
生産者10倍506人
若い社員らのアイデアや
努力に支えられ経営順調
愛媛県農民連に団体加盟している、西予市を中心とした産直グループ「百姓百品株式会社」(生産者登録人数506人)が20周年を迎え、5月30日に西予市野村町公会堂で、生産者らによる株主総会と祝賀会が開かれました。
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20周年をみんなでお祝いしました |
地元・西予市の管家一夫市長が来賓あいさつしたほか、売り場を設置しているコープえひめなどの店舗関係者も参加し期待のエールを贈りました。
「約50人で20年前に産直組合を設立以来、苦労の連続でした。20年の年月は長いですね」と代表取締役の和氣數男さんが開会あいさつ。「農家の平均年齢73歳となり、約3年前から出荷量がピークを迎え、少しずつ減少傾向気味ですが若い役員、社員たちを中心とした努力とアイデアにより順調に経営できています。生産し出荷することが、生きがいはもちろん、地域貢献・地域農業の活性化、耕作放棄地の減少、医療や福祉の負担軽減になります。90歳を過ぎ、お迎えがきても、『百品の野菜を作らにゃいけん、せわしい』と迎えを追い返し、作ろうではありませんか」と呼びかけ、大きな拍手がありました。
(新聞「農民」2018.6.25付)
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