安倍政権・9条改憲
ともに葬り去ろう
市民と4野党 雨の中
国会前に2万7000人
森友疑惑をめぐる財務省の公文書改ざん、加計疑惑での事実を隠す答弁、自衛隊の「日報」隠し、厚生労働省の裁量労働制をめぐるデータねつ造など、政治腐敗が続くなか、安倍政権の退陣を要求する国会前大行動(主催・大行動実行委員会)が6月10日に行われ、2万7000人が参加。大雨のなか「憲法改悪絶対反対」「森友・加計疑惑徹底追及」の怒りの声をあげました。
主催者を代表して福山真劫さんは、「森友・加計問題で政権の屋台骨は大きく揺らいでいる。私たちの力で、安倍暴走政治と9条改憲を葬り去りましょう」とあいさつ。4党の立憲野党の幹事長らが「安倍暴走政治と9条改憲をストップさせるために、野党が一致団結してがんばる」と相次いで決意を表明しました。
引き続き、森友・加計問題、9条改憲問題、沖縄問題、働き方改革一括法案の問題など課題別に各分野から14人が発言。
「TPPプラスを許さない!全国共同行動」呼びかけ人の山田正彦元農水相は、TPP11をめぐる緊迫した情勢にふれ、「一刻も早く安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。
最後に小田川義和さんが行動提起。「3000万人署名などの一つ一つの行動を成功させ、安倍政権を退陣に追い込むため、力を合わせましょう」と呼びかけました。最後に、全員で「TPPの批准反対」「高プロ制度絶対反対」「安倍政権を必ず倒そう」とコールしました。
(新聞「農民」2018.6.25付)
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