安倍改憲政権から9条守れ
若者憲法集会
分科会・トーク・デモ
2014年の安倍政権による集団的自衛権容認の閣議決定に対し、「声を上げよう。命と自由のために」と始まった若者憲法集会も、今年で5回目を迎えました。6月3日に、全国各地から1100人の青年が東京都内に集まり、声を上げました。
分科会は8分科会が開催されました。農民連青年部は「地域から広げる民主主義」分科会を担当し、市民連合の諏訪原健さんをゲストに迎えて岩手や福島、東京、京都の各地で活動している青年がそれぞれの取り組みを報告しました。
上野公園の野外ステージで行われた全体会では、メイン企画として東京大学大学院の小森陽一教授と都内の大学生とのトークセッションが行われました。小森さんは「3000万人というのは、与党の議員が『このままでは次の選挙が危うい』と思わせることが可能な数字」と指摘。自民党改憲案の問題点なども解説しました。
「私と憲法」スピーチタイムでは農民連青年部の平間徹也部長(宮城)も登壇しました。平間部長は昨年のビア・カンペシーナ国際総会に参加した時の経験から、「日本が世界に誇れるものは憲法9条ではないか。世界の青年農家の話を聞けば聞くほど9条の大切さがわかる」と語り、改憲を止めるために「まわりの人に思いを伝え、いっしょに行動する仲間を作ることが必要」と訴えました。
集会後は「未来のための公共」と共催で「安倍政権から9条まもるデモ」を開催し2000人の青年が新宿駅周辺を「憲法守れ」「9条守れ」とアピールしました。
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新宿に「9条守れ」の声を響かせました |
(新聞「農民」2018.6.18付)
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