農のこころ丸山美沙夫
野良着購う去年より少し彩若く 伊藤美智子 俳誌『みすゞ』から。春の作立ちには、農作業衣の新調も必要になる。この作に引き寄せられるのは、農に勤しむ女性としての意欲が込められているからだ。農家の働き手の中心にいる女性が想像できて頼もしい。農業の高齢化、作業はきつい大変というイメージを払拭した明るさ。平明な表現の中に伝わる感動の魅力。
(新聞「農民」2018.5.14付)
|
[2018年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2018, 農民運動全国連合会