「農民」記事データベース20180416-1307-03

全国食健連

春のグリーンウエーブ中央行動

関連/安倍政権倒そう


安倍政権とともに
TPP・FTA葬り去ろう

 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は3月30日、春のグリーンウエーブ中央行動を開催しました。

 農林水産省前で行われたスタート集会では、全農協労連の砂山太一委員長が主催者あいさつを行いました。「安倍首相の言う『人、モノ、金が自由に動く社会』が地域の疲弊につながると感じるからこそ、種子を守る条例を自治体が作っている。地域の実情を伝える取り組みを強化し、署名を1筆でも多く集め、安倍政権を追い詰めましょう」と参加者に呼びかけました。

 北海道農民連の大沢稔副委員長も発言。「TPP11や日欧EPA(経済連携協定)はヨーロッパやアメリカと同じ価格で農産物を作れというに等しい。日本の耕地面積では到底太刀打ちできない」と指摘。「子どもが帰ってきて、あとをついでもらえると喜ぶ農家もいるのに、営農継続の瀬戸際に立たされてしまう」と話し「みなさんと一緒にTPPに反対して日本の農業が残れるようにがんばりたい」と決意を述べました。

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農水省に向かって力強くコールする参加者

 衆参議員109人に要請行動

 続けて国会議員会館内で行った集会では、農民連の吉川利明事務局長があいさつ。「TPP11で牛肉のセーフガード(緊急輸入制限)や乳製品の低関税輸入枠の修正をしなかったため、TPP以上の打撃がある。また鉄鋼・アルミと引き換えに日米FTA(自由貿易協定)を迫られかねない状況にある」と指摘。「力を合わせ、安倍政権とともにTPPやFTAを葬り去っていきましょう」と呼びかけました。

 各地からの報告では長野から、各地で活発に行われている学習会の取り組みについて、埼玉からは、県南部で新たに地域食健連を結成することなどが報告されました。

 その後、衆参の外務・内閣委員109人に「TPP11を批准しないこと」を求める要請行動を行い、沖縄の風と自由党、立憲民主党、日本共産党から5人が署名の紹介議員の意思を示してくれました(4月6日現在)。


安倍政権倒そう

国会前 総がかり行動に900人

 4月5日、総がかり行動実行委員会が呼びかけた国会議員会館前行動が行われ、900人が集結。

 自衛隊のイラク日報問題で国会が揺れる中、参加者は、「みんなの力で政治を変えよう」「安倍政権を必ず倒そう」と国会に向けて声をあげました。

(新聞「農民」2018.4.16付)
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2018年4月

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