「農民」記事データベース20180402-1305-02

温湯消毒で種モミ準備

今年の稲作開始!

新潟県農民連青年部 相澤 堅
(十日町市)


 3月15日の今日から、2018年度の稲作開始。

 まずは籾を選別。種籾は、購入元の農協などでも選別してありますが、さらに厳しくすることでより丈夫な苗を作ることができます。4キロごとに袋に小分けしておきます。

 次は温湯消毒。減農薬のため、薬は使わず60度のお湯に10分つけて消毒します。やり過ぎると、種が死んでしまったりするから、時間と温度に気をつかいます。農薬を使った方が楽だけど、使わなくてもよいなら、それに越したことはない!

 最後に、浸水。お湯から出したら、冷水につけて粗熱をとり、プールへ。水を2〜3週間吸わせて、種モミの目覚めの準備をします。

 この種籾の準備は、地味だけどしっかりやらないと、今年の稲作りの最後まで引きずる大切な作業です。去年は苗作りに失敗したので、今年こそは!

(新聞「農民」2018.4.2付)
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2018年4月

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