「農民」記事データベース20180129-1296-04

農のこころ

丸山美沙夫


 いくさせぬ国こそよけれ若菜粥

             藤 英樹

 俳誌『俳句界』から。今日まで日本は、平和憲法のもとで、殺し殺される戦争に巻き込まれることなく過ごしてきた。しかし、安倍政権のもとで、憲法九条を変える「改憲」の策動が執拗に急速に進められている。この句、正月七日に食べる「七草粥」の行事。農びとや庶民の平穏な暮しを対峙させた「若菜粥」の絶妙さ。

(新聞「農民」2018.1.29付)
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2018年1月

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