農のこころ丸山美沙夫
一椀の雑煮を家の乳牛に 岡本 竹村 『ザ・俳句歳時記』から。雑煮は正月三が日の祝い膳として食べる餅を入れた汁物である。作り方は地方や各家庭によって様々であるが、帰省した家族らを囲む楽しみの膳となる。この作、乳牛を飼う農家の思いやりがよく出ている。大切な牛にも雑煮の味を分けてやりたい。生きものを飼う家族らの温かさもそこに。
(新聞「農民」2018.1.15付)
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[2018年1月]
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