伊方原発運転差し止め決定2018年
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伊方原発の差止決定を報告する弁護団=12月13日、広島高裁(伊方原発広島裁判応援団提供) |
「あれ?」。何を間違えたのか。被災からわずか1年余りの12年7月に大飯原発(福井県)が再び運転を始めた。民主党から自民党へと政権が代わり、原発再稼働がより一層推進されることになった。そして15年10月に表明された「愛媛県知事の伊方原発再稼働同意」で決定的になる。
私は憤りを感じながら、たとえ「仮」であっても「リスク(仮処分で原発の再稼働は停止したが本訴で敗訴した場合、四国電力から高額の損害賠償請求を受ける恐れがある)」があっても、早期に強制力のある判断をしてもらえるならばと、16年5月に愛媛県民11人とともに松山地裁への運転差止仮処分申立に参加した。
この流れの中で、広島高裁による決定が出ると知ったとき、「地裁で却下されたものが上級審において覆るだろうか? 上級審ほど現政権の意向に左右されるだろうし」と半ば諦めかけていた。
しかし、その決定により四国電力は、定期点検後の12月に予定していた伊方原発3号機の運転再開ができなくなった。地震動の影響による危険性などが認定されていない問題点はあるが、ともあれうれしい決定だ。
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松山市で行われた差止決定の報告集会=12月13日(伊方原発をとめる会提供) |
私は今回の仮処分決定が、原発再稼働の是非を再び“人々の心”に問いかける機会となることを願う。
原発を「過去の遺物」として葬り去るまで、 私も「あきらめねえこと」にした。
◇2月2日(金)午後2時〜3日(土)午後1時 ◇飯坂温泉ホテル聚楽(じゅらく) (福島市飯坂町西滝ノ町27) 福島交通「飯坂温泉駅」送迎バスあり ◇講演 佐川清隆さん(東京大学特任研究員) 「地球温暖化って本当に解決できるの? 〜気候変動の現状を学び、再生可能エネ ルギーへの転換を!」 ◇参加費 1万3000円(宿泊代込み) ◇総会後、被災地へのオプションツアーあり 3日午後〜4日午後2時に福島駅着予定 オプション参加費 1万3500円 (バス代、宿泊費込み) ◇申し込み・問い合わせ 農民連本部女性部 ※オプション申し込みは1月19日まで |
[2018年1月]
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