旬の味
忙しい師走にとんでもない話が。突然、1基4500キロワット、高さ150メートル、プロペラの直径130メートルという超大型風力発電機が72基も設置されるという計画がわかりました。普通なら人家から何キロメートルも離れた洋上発電に使うクラスだそうです▼県下で最大の2000キロワットの風力発電機が稼働する紀南の町では、人体への異常を訴える人が19%もいたり、隣町では800メートル離れた所に1300キロワットの風力発電機があることから、眠れないなどの症状で、遠く離れた所に家を新築し移転され、通勤農業をされている方も▼奥さんだけ症状が出た家庭では、子どもの忠告で実家に戻り症状がなくなりますが、家族がバラバラになっています。不思議なことに、環境省は超低周波音公害を認めないそうで、紀美野町では人家から500メートルのところにも建設されるというのです▼自然エネルギーを否定しませんが、人体への影響や工事による山の崩壊のおそれのある建設を認めることはできません。阻止のためにがんばります。 (良)
(新聞「農民」2017.12.18付)
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[2017年12月]
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