「農民」記事データベース20171211-1291-16

旬の味


 6年ほど前に植えた柚子(ゆず)が昨年から少しずつ実をつけ、今年はある程度の収穫があり、道の駅に初めて出荷できることになりました。植えた当初は、すぐに苗木より雑草が大きくなり、草刈り機で何本かの苗木を切ってしまったこともありました▼また、植えた年の夏は1カ月間雨が降らず、普及所の指導でポンプを使って水をまいたりもしました。「多田錦」といわれる品種で、大きさは小さめで種がほとんどなく、果汁が多いです。来年は本格的に実をつけてくれるのではないかと期待しています▼はじめは6人の仲間で高知県馬路村に視察に行き、柚子栽培から加工、販売までの工程を見学させてもらいました。そしてさっそく植え付けし、何年か先の収穫を夢見ながら毎年忘年会を行い交流してきました▼今の仕事を退職した後の楽しみと収入のために始めた柚子栽培。しかし、今の職場には定年がなく、そろそろ常勤からパートにかわって、農業ができる時間をもっと増やしたいなと考えているところです。

(K)

(新聞「農民」2017.12.11付)
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2017年12月

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