農のこころ丸山美沙夫
雪空に達観顔の老農夫 岩上 牧山 俳誌『しなの』から。作物を育て自然条件と向き合ってきた農人。雪空を見上げて、立ち向かう厳しい冬だが、何事にも動じない心境を詠み取っている。雪国では冬野菜を取り込んだり、畑隅に藁や土で囲ったりする。畑仕舞の済んだ「達観顔」か。いつ雪になっても驚かない農魂の逞しさ、冬の野辺に目を走らせている。
(新聞「農民」2017.12.11付)
|
[2017年12月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2017, 農民運動全国連合会