「農民」記事データベース20171030-1285-10

旬の味


 氷点下を記録する日が続くようになり冬の到来間近。4月末から放牧を始めて今月末には昼夜での放牧も終了。半年は放牧地で牛にまかせての搾乳、冬の間は夏の間に収穫した牧草のサイレージや乾草を食べさせての搾乳が半年つづく▼農家にとって忙しいこの時期に「寝耳に水」の衆議院の解散。自由化オンリーの企業経営シフトした農政でなく、地域の特性に合わせた農業を守る農政を実現させたい▼今月はわが家で「マイペース交流会」が20数名の参加で行われた。毎月各地の農家で開いてきた交流会は四半世紀にわたって行われ農政に振り回されない農業を目指してきた。各地から様々な人が参加し、酪農家だけでなく獣医師、学生、就農希望者、大学教員、地域の方など▼現地交流会では、農家の概要を経営主から聞いた後、放牧地に出て牛や放牧地の土や草の状態について勉強。昼食をとりながら、牧場の感想や質問、各自の近況や思いなどを交流。全国各地から夢と希望を抱いて参加する若い人もいて元気が出る。

(イ)

(新聞「農民」2017.10.30付)
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2017年10月

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