「農民」記事データベース20171009-1282-08

参加者募集中

市民・地域共同発電所
全国フォーラム2017in福島
11・2木〜11・4土


再エネで地域を豊かに

 11月2〜4日、福島市で「市民・地域共同発電所全国フォーラムin福島」が開催されます。

 再生可能エネルギーの日本における普及状況や、全国の事例が多数報告されます。原発に頼らない地域を作るため設立された市民主体の企業も多数参加し、自然エネルギー100%に向けた市民・地域の取り組みについて共有するとともに、変革をさらに加速させていくために必要な政策や方策、ノウハウについて検討を行います。

 国民の声を無視し、各地で原発再稼働が進んでいますが、2度目の原発事故が起きない可能性はありません。福島と同じ苦しみを誰も受けることがないよう、脱原発の運動を進めるとともに、代替する再生可能エネルギーに取り組むことが重要です。

 そのチャンスは農村に多く、農民がエネルギー生産に取り組むことで、新しい雇用を作り、お金の循環を変え、農村を豊かにすることができます。農産物とエネルギー生産は、農村の新しい選択肢になり、EUの国々ではこれを実践しています。

 福島県農民連が担当する第3分科会「農村における再生可能エネルギーの可能性」では、パネリストの1人として根本敬県連会長が登壇するほか、コーディネーターを事務局長の佐々木が務め、バイオガス発電やソーラーシェアリング、森林活用、省エネなど、多彩な事例が報告されることになっています。ぜひご参加ください。

(福島県農民連 佐々木健洋)


開催要項

▼場所 コラッセふくしま(福島駅西口から徒歩3分)
 ▼日時とプログラム
《11月2日》
 全体会(午後1時30分〜)(1)基調講演「日本の再生可能エネルギー政策の最新動向」高村ゆかりさん(名古屋大学教授)、「エネルギー自立をめざす会津地域での取り組み」佐藤彌右衛門さん(会津電力(株)代表取締役)ほか、(2)全国調査報告、(3)ポスターセッションによる団体紹介、交流
 懇親会(午後6時30分〜)会費5000円
《11月3日》
 午前(9時30分〜正午)
 ◎分科会1「地域新電力のつくり方」◎分科会2「里山資源を活かす小規模木質発電・熱利用の推進」
 午後(1時〜3時30分)
 ◎分科会3「農村における再エネの可能性」◎分科会4「広がる生協による再エネ普及の取り組み」
《11月4日》
 エクスカーション(午前8時30分〜正午)参加費3000円。集合・解散は福島駅西口。◎コースA 土湯温泉の地熱発電所見学 ◎コースB 飯館村の再エネと除染の現状を見学
 ▼参加費 全日程参加3000円(福島市民は全体会のみ無料)
 ▼参加申し込みはインターネットから(http://bit.ly/reforum2017)定員200人(事前申し込み優先)
 ▼問い合わせ 福島県農民連 TEL 024(546)7229(担当 佐々木・横山)

(新聞「農民」2017.10.9付)
ライン

2017年10月

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