農のこころ丸山美沙夫
稲刈らる忽ち天龍にし東 矢沢 茂子 俳誌『白炎』から。伊那谷の天龍川を挟んで稲刈りを急ぐ人々の姿が見えてくる。今は機械化されて、忽ちに刈り取られていく。天気の良い休日は、家族総出のお手伝いもある。この地方は果樹栽培も多い。そのためか収穫時期を調整して一気に稲刈りも進む。天龍の西東の河畔を見渡せる景は信濃の風物詩となる。
(新聞「農民」2017.10.2付)
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[2017年10月]
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