「農民」記事データベース20170918-1279-14

農業青年と交流しよう

よかった!
食と農で出会ったぁ

大阪農民連
初の男女交流会ひらく

関連/イラスト ふるさとは宮城…


収穫や農作業の
貴重な体験通じて

 「出会いがない」 つぶやきから

 大阪農民連は8月27日、大阪府能勢町で、「大阪の青年農家と交流しよう」を開き、30人が参加しました。

 今回の交流会は、「出会いがない…」とつぶやいた青年農家の声がきっかけ。今年の春先から青年農家数人で実行委員会をたちあげ、大阪農民連では初の男女交流会となりました。

楽しい企画を
一緒に考えた

 中心メンバーのほ場がある能勢町で農民連の青年農家や会員外の青年農家、そして口コミなどで募集した女性陣あわせて約30人が集まり、収穫体験、農作業体験などを通じて交流しました。

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30人が食と農で交流しました参加者の感想

 また、食材調達や会場設営作業など全ての準備を班分けし、リーダーを決め、参加者全員で実行したことで、思いを共有し、親交を深めることができました。

つどいを準備から
みんなでわいわい

 日本の農業と食糧の未来思い

 今回は男女交流が主な目的でしたが、参加者の感想にもあるように、みんなで団結して一つのことを盛り上げ、やりきったことに充実感を持った人が多く、私もその1人です。1人だけでは経験できない貴重な体験であり、それを農民連に集い、交流できたことは、農業に厳しいこの時代に特に貴重なものであったな、と思います。

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2人で力を合わせて竹を切りました

 農家だけでなく青年労働者も日々の仕事は大変でしんどいことの繰り返しですが、また楽しい企画をみんなで考え、日本の農業と食糧の未来に思いをはせながら、進めていきたいと思いました。

(農民連大阪産直センター 辻本祥子)


参加者の感想

 いい交流会に 秋にまた企画を

  古屋さん(就農6年目、男性)
 いい交流会でした。今回のメンバーでまたやれるといいなと思います。この秋にも企画できませんか、ぜひしましょう。

 センターで参加者を集めてほしい。準備等協力したいと思います。

 作り手の方の思い感じる事できた

  岡田さん(会社員、女性)
 班運営やタイムスケジュールなどしっかり考えてくださっていたおかげで、内容の濃い交流会に参加させていただけたと思います。準備から自分たちで行う参加型スタイルも良かったと思います。そして何より野菜がとてもおいしくて、作り手の方の思いを感じることができました。

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みんなで収穫したバーベキュー用の野菜。おいしそう!

 農家の人の話も聞けてよかった

  村上さん(会社員、女性)
 こういうイベントに参加したことがなかったから、どんな感じなのかなぁと思っていましたが、みんなでわいわいしながら作業して楽しかったです。収穫体験させてもらったり、農家の人の話もいろいろ聞けてよかったです。


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島根・松江 加茂京子

(新聞「農民」2017.9.18付)
ライン

2017年9月

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