農のこころ丸山美沙夫
稲穂ゆれ夕日を浴びて人やさし 大内 芳子 俳誌『俳句人』から。稲穂が色づき、いよいよ稲刈りの時期を迎える。農家にとっては、このまま災害もなく豊かな豊作を迎えたい時でもある。夕日に染まる田園の景は美しい。ふるさとを象徴する美観である。道で出会う人たちに、稔の秋を心待ちする農の明るさもある。作者はその感動をしっかり捉えたのだろう。
(新聞「農民」2017.9.18付)
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[2017年9月]
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