共謀罪・戦争法の廃止
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「安倍政権は退陣せよ」と声をあげる参加者 |
憲法共同センターの加藤健次氏(弁護士)は「安倍政権の姿勢に国民は怒っており、支持率の低下にあらわれている。私たちの運動で安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。
日本共産党の山下芳生副委員長、民進党の野田国義参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表がスピーチ。
3500人が参加し、「安倍内閣は総辞職」「共謀罪は必ず廃止」のコールが響きわたりました。
法政大学の山口二郎教授が基調講演。「政治の危機と私たちの選択」のテーマで、安倍首相をスペインの哲学者オルテガが言うところの「慢心した坊ちゃん」であると指摘。これを変えるには「選挙で鉄槌(つい)を下すしかない」と話しました。
パネルディスカッションでは山口教授と早稲田大学法学学術院の長谷部恭男教授、立教大学の香山リカ教授、学習院大学の佐藤学教授が登壇し、安倍改憲の狙いや影響、市民とのたたかいの展望などについて熱く語り合いました。
今後の運動について佐藤教授は「東京都東久留米市で市民連合を立ち上げるときに、地元の文化人や弁護士、医者など新しい人たちへ呼びかけ人のお願いを35人に出し、29人が賛同してくれた。新しい人たちと新しい手をつなぐことが必要」と呼びかけました。
[2017年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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