「農民」記事データベース20170717-1271-13

旬の味


 起伏のある紫陽花ロードを走るレースが先日開催され、3800人近いランナーが健脚を競った。このロードレースは、選手誘導やポイントごとの給水、梅干しや麦茶の提供、交通整理なども地元の人たちが携わり、太鼓愛好会がレースを盛り上げる▼私たち複合経営研究会女性部のメンバーも自分たちがつくった野菜や加工品を並べ販売。選手のみなさんとのふれあいを大切にし、トマトやキュウリの試食を提供し続けて20数年になる▼“坂道が多いけど走り終えると達成感、来年もまた来るよ”という言葉に、“待ってますね”と返事。わが家の民宿のお客様も、“また来年走りに来ます”と帰っていった。走ることの好きな人たちがこの福島・東和に来てくださることに感謝だ▼同時に平和な世の中だからこそ開催できることも忘れてはいけない。共謀罪法を強行成立させたり、平和憲法を変えようとしたりの政府。東京都議選の結果は自民大敗。数の力で押し切るのではなく、もっと民の声に耳を傾けてほしいと切に願う。

(ま)

(新聞「農民」2017.7.17付)
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2017年7月

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