農のこころ丸山美紗夫
朝まだき父の手揉みの新茶の香 小澤 初美 俳誌『白炎』から。新茶の美味しい季節。特産地の銘茶はいろいろあるが、川霧の湧く傾斜地で寒暖差のあるところに美味しいお茶が採れる。夜が明けきらぬ早朝に摘まれてきた茶葉の柔らかさと光沢の鮮やかさ。蒸して手揉みするのは、長年体得してきた祖父の技量かも。走り茶とも言われ自慢の味を醸し出す。
(新聞「農民」2017.7.3付)
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[2017年7月]
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