福島県農民連 米シンポ開く減反廃止後の米作り・
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報告する笹渡会長(左) |
中村さんは、家庭用の米需要が外食産業などに移る変化があり、業務用のコスト競争が需要を押し下げる構造的な問題を指摘。「稲作の力の減衰を懸念する。どう生産していくか、どう支援したらいいか提言してほしい」と述べました。
遠山さんは、バイオマスエネルギーを軸にした水田農業経営について報告。「肥料代削減や労力軽減を進め、循環型社会構築への貢献が必要。また、エネルギーを持つことによる新たな経営の軸を構築するメリットもある」と発言しました。
会場からは「輸入米をやめさせたい」「大冷害など予測できない事態がありうる。農家を大事にする農政に転換させるべきだ」との発言がありました。
手をつないでアピールする野党代表 |
主催者を代表して福山真劫(しんごう)さんがあいさつ。「世論調査で安倍内閣の支持率が急落するなど政治の潮目が変わってきている。衆院選で本気の野党共闘をつくることが日本の将来を決めることになる」と訴えました。
野党からは、民進党の大串博志政調会長、日本共産党の小池晃書記局長、社民党の福島瑞穂副党首が参加しスピーチ。手をつないでアピールしました。
[2017年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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