私たちはまだまだ狙われている
憲法フェスタに今年も参加
茨城農民連
TPPテントは座席いっぱい
茨城農民連は5月3日、水戸市千波公園はなみずき広場で行われた憲法フェスティバルに今年も参加し、「TPPプラスと食糧主権」と題して企画テントを出しました。
TPPで合意された内容を基準にして交渉されている「TPPプラス」には、日欧EPA(経済連携協定)、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)、TiSA(新サービス貿易協定)、日米FTA(自由貿易協定)などがあり、TPP以上の国際貿易協定交渉が現在も行われていることを紹介しました。
当日テントに用意した座席は埋まり、開始は村田深書記長による自由貿易と食糧主権の歴史解説、その後、私はTPPのおさらいとTPPプラスの現状を話しました。タイミングよく発売された農民連ブックレット『日米FTAと「安倍農政改革」』は45冊を販売し、農家戸別所得補償制度復活の署名は69人分の協力をもらい、当日は成功を収めることができました。
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盛況だった茨城農民連の企画テント |
この日のために自分で調べてみて、大企業が利益追求をやめたわけではなく、私たちの権利と命が国際貿易の中でまだまだ狙われているということを深く理解しました。これからのたたかいが本番と言えるかもしれません。このことを多くの人に知ってもらい、今後のたたかいにも勝利していけるように取り組んでいきます。
(茨城農民連 入江赳史)
(新聞「農民」2017.5.29付)
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