「農民」記事データベース20170522-1263-04

施行70周年

いいね!日本国憲法

東京・有明 5・3憲法集会

関連/「共謀罪」阻止へ 連日行動始まる


 憲法施行70周年を迎え、「いいね!日本国憲法 平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」が5月3日、東京江東区の有明臨海防災公園で開催され、「共謀罪NO!」のプラカードを手にした5万5000人もの人々が広大な会場を埋め尽くしました。

 タレントのピーコさん、作家の落合恵子さん、世界平和アピール7人委員会委員で総合研究大学院大学名誉教授の池内了さん、伊藤塾塾長で弁護士の伊藤真さん、沖縄の「基地の県内移設を許さない県民会議」の山城博治さんらがスピーチ。民進党の蓮舫代表、日本共産党の志位和夫委員長、自由党の森ゆう子参院議員会長、社民党の吉田忠智党首、「沖縄の風」の伊波洋一幹事長の野党4党1会派の代表がそろってあいさつしました。

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つないだ手を高くかかげてコールに応える野党4党と1会派の代表ら


「共謀罪」阻止へ
連日行動始まる

監視社会許さない

 監視社会を拡大し、民主主義を破壊する「共謀罪」法案を阻止しようという連日行動が、5月9日から始まっています。行動を呼びかけているのは「共謀罪NO!実行委員会」と「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」。9日の院内集会に続いて、10日昼には国会前集会が開かれ、450人が集まりました。

 主催者を代表して、憲法共同センターから弁護士で自由法曹団幹事長の加藤健次さんがあいさつしたほか、民進党の近藤昭一副代表、日本共産党の畑野君枝衆院議員、社民党の福島瑞穂副党首がかけつけ、マイクを握りました。

 全国商工団体連合会の鎌田保副会長は、「共謀罪が戦争する国づくりの一環であることは誰の目にも明らか。私は現在85歳。家族で満州開拓団に加わり、飢えで死んだ妹をはじめ戦争で多くの命が失われたのを目の当たりにした。平和憲法は戦後の日本の屋台骨。これを壊す戦後最悪の安倍政権を一日も早く国政から追放しよう」と訴え、参加者から「そうだ!」という声とともに大きな拍手がわきました。

(新聞「農民」2017.5.22付)
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2017年5月

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