地域で頼りにされる
部員を育てていきたい
農民連青年部の新部長
平間 徹也さん(35)
憲法と平和の大切さを発信
地元の子らにサッカーを指導
2月4、5日の第25回農民連青年部総会で新部長に選出された平間徹也さん。宮城県蔵王町で兄とハーブ園を経営しながら県青年部の部長として、さまざまな取り組みを行ってきました。
青年部でファストフードの学習会を企画したり、9条の会の一員としてジョン・レノンの仮装でパレードし、憲法と平和の大切さを訴えたりしています。
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ジョン・レノンの仮装をする平間部長 |
地元の子どもたちを集めサッカーチーム「FCカモミール」を結成し指導。保護者の負担を減らしたいと、ユニホームに地元商店、温泉などのスポンサーロゴを入れるなど、おもしろい取り組みも行っています。
イベントを企画するときは、その企画を経験したことのない人にも参加してもらい、入り口に立つきっかけ作りを目標としています。
部長就任にあたって「責任のある立場に選んでもらい、うれしく思っています。今までは自分の専門の園芸分野のみに目が行っていましたが、もっと広い分野に目を向けていかなければ」と決意。「楽しいだけの活動ではなく、地域で困ったときに頼りになる部員を育てていきたい」と意気込んでいます。
平間さんは、今後の活動について「余剰食品が大量に廃棄されているのが問題だと思っています。鳥を絞めたり、魚をさばいたりしながら、子どもたちに『自分たちは命をもらって食べている』ということを伝えていきたいです」と語っていました。
(新聞「農民」2017.3.20付)
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