農のこころ丸山美沙夫
山葵田に添うてたばしる雪解川 下平 初子 俳誌『白炎』から。山葵は山間の渓流に自生するが、とくに伊豆天城山、信州の穂高町など特産地では豊富な清水を利用して山葵田で栽培されている。細長く節状の根茎が独特の辛味と香気があり、薬味や粕漬として出荷されている。雪解の頃、太陽の光と清流のきらめきが競り合うように響きあい、心も洗われる。
(新聞「農民」2017.3.13付)
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[2017年3月]
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