「農民」記事データベース20170313-1254-03

安倍政権追いつめよう
稲田防衛相すぐ退陣を

各分野でたたかい強める決意

関連/戦争につながる共謀法いらない


3・1国会行動

 国民大運動実行委員会などが主催する定例国会行動が3月1日に行われ、200人を超える参加者が集いました。

 主催者団体の一つ、安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長があいさつ。今国会で問題になっている共謀罪法案、学校法人「森友学園」への国有地の格安売却問題などを取り上げ、「全国からたたかいを強め、野党共闘を充実させて、安倍政権を追いつめるたたかいを広げよう」と呼びかけました。

 全日本民医連、自治労連、大運動千葉県実行委員会、全国商工団体連合会の代表が、医療、労働、県政、業者問題でスピーチ。各分野でたたかいを前進させる決意を述べました。

 日本共産党の清水忠史衆院議員が国会報告。森友学園の理事長に稲田朋美防衛大臣が感謝状を贈っていたことを批判し、「市民と野党のスクラムで稲田大臣の退陣を迫ろう」と訴えました。

画像
「稲田大臣はやめよ」とコールする参加者

 参加者は最後に、「共謀罪の法案提出はさせないぞ」「森友学園問題の究明を行え」「南スーダンの自衛隊はただちに撤退しろ」とコールしました。


「女性の会」と県民連絡会の共同アクション

戦争につながる共謀法いらない

 茨城 水戸駅南口 危険性を訴える

 2月19日、水戸駅南口ペデストリアンデッキで、「戦争法反対いばらき女性の会」が行うレッドアクションと、「戦争法の廃止を求める茨城県民連絡会」の県民共同アクションが実施されました。約40人の参加者は、快晴のなか通行する多くの人に様々なアピールをしました。

 正午〜1時がレッドアクションで、「かわいそうなぞう」の紙芝居、署名集めなどを行いながら、戦争法(安保法制)や今話題の共謀罪(テロ等準備罪)の危険を訴えました。

 1時〜2時はそのまま引き続き県民共同アクションが行われ、市民が平和の歌を歌い、リレートンテストではそれぞれの思いを叫んでいました。

 水戸では梅まつりも始まっており、レッドアクションの女性たちは「観梅が楽しめるのも平和だからです。戦争につながる共謀罪はいりません」と訴えていました。

 一昨年、成立してしまった戦争法ですが、茨城でも諦めずに戦争する国づくりに反対する取り組みを続けています。南スーダンに送られてしまった自衛隊員が無事帰ってくることを願っています。

(茨城農民連 入江赳史)

(新聞「農民」2017.3.13付)
ライン

2017年3月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2017, 農民運動全国連合会