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大阪
原 弘行
好評の“団結・能勢もち”で
今年も楽しいお正月を!!
大阪府の農民組合能勢支部は昨年末も12月19〜28日の10日間に府内の各平和・市民運動団体へ「団結・能勢もち」(1キログラム・30個入り)を2000袋届けてきました。
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「能勢もち」が入った袋に貼るロゴ |
総力あげて展開 ナイキ反対闘争
この「団結・能勢もち」は1972年2月、防衛庁・大阪防衛施設局が府の最北端、能勢町天王の深山(793メートル)に、京都の舞鶴湾と瀬戸内海・大阪湾をにらんで、ナイキ基地をつくる話が伝えられ、大問題になりました。
以来、大阪の各団体の総力をあげたナイキ反対闘争が展開されました。そして、能勢町で農民組合や農村労組が相次いで結成され、このなかから、能勢町の農家30戸余りとの交流の前進のなかで各団体との「団結・能勢もち」が始まったのです。
能勢ナイキ反対闘争は、1985年に大阪防衛施設局が正式に「断念」を表明し、10数年にわたるたたかいに勝利しました。その後も、年末の「団結・能勢もち」は農民組合能勢支部の年末恒例の事業として45年来受け継がれ、大阪の各団体の専従職員の「年越しの資金活動」としても位置づけられて、今日まで受け継がれています。
立春・節分の時 “寒餅”届けられ
今はかつての農家の“手つき餅”から、“機械つき餅”に変わりましたが、毎年好評です。あわせて、2月の立春・節分には、豆やエビやヨモギを入れた“寒餅”も届けられています。
(新聞「農民」2017.1.23付)
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