2017年1月


2017年1月30日(第1248号)

スペースマーク 安倍暴走・アベノミクス農政ストップ
「農業への攻撃が強まるなか、大会は若い人の発言が多く、大変元気をもらいました。地域からアベノミクス農政の転換に向け、暴走政治にストップをかけるためにがんばりたいと思います」(高知・中越吉正さん)、「みなさんの発言から熱い思いやすばらしい実績、思いやりに満ちた助言、運動の心構えなどのいい話を聞くことができました。この大会でできたつながりをしっかりつかまえて仲間を増やし、先輩に学んで、産直センターの一員として認められるようがんばっていきたい」(大阪・古荘純さん)――。
スペースマーク 白石淳一会長の開会あいさつ(大要)
大会参加の皆さん、前大会からの激動する情勢のもと、日本の農業・食糧、そして農山村を守るため、TPP阻止のたたかいをはじめ、農民の要求を基礎に、広範な共同の運動を巻き起こし、その核となって地域のなかで奮闘されたことに心から敬意を表します。
スペースマーク SBS米輸入再開
政府・農水省は価格偽装問題で中断していた輸入米のSBS(売買同時入札)取引を再開しました。調整金を禁止する措置をとった結果、米国産、豪州産、中国産などいずれも過去最低水準の価格となりました。
スペースマーク “安倍政権NO!” “野党は共闘”
市民と野党の力で安倍政権を打倒しようと1月14日、東京都渋谷区で「安倍政権NO!+野党共闘☆0114大行進in渋谷」(主催=同実行委員会)が行われました。約2000人が代々木公園から渋谷の中心街をデモ行進しました。
スペースマーク 安倍農政を問う 戦後の農業・食料を振り返る(下)
日本農業は1980年代から大きな歴史的転換期を迎え、第2の時期に入り、今日に至ります。
スペースマーク 農のこころ
赤字なる冬田展がる夕の鐘
スペースマーク 農民連青年部 雪掘り体験ツアー
世界でも有数の豪雪地帯、新潟県十日町市松之山。魚沼米の産地でもあります。山深い農村の生活を体感してほしいという願いで、農民連青年部は「雪掘り(雪かき)ボランティアツアー」を1月20、21の両日に行いました。
スペースマーク この人
大阪府の北端、山深い能勢町で新規就農している吉村次郎さん(39)。大卒後に就農して16年目になります。現在はハウス15アール、露地40アールを耕作。ホウレンソウやサニーレタスなど葉物を中心に栽培しています。
スペースマーク 旬の味
また一つ山がなくなった。アスファルトの大きな道が走り、整地され固められた土地が広がった。幼少の頃、深緑、赤、そしてなんとも表現しがたい色の森を指さし、「赤いの何? きれい!!」。手をつないだ祖母の答えを待った日がなつかしい

2017年1月23日(第1247号)

スペースマーク 「ゆうふぁーむ」で雇用し生活基盤を確保、定着図る農民連青年部第25回総会農民連女性部第28回総会
千葉県の多古町旬の味産直センターが生産の維持と新規就農者の育成のため立ち上げた生産法人、有限会社ゆうふぁーむ。正社員5人、パート12人で20ヘクタールを耕作しています。その中で産直運動のつながりで入社した3人の新規就農者が定着し、2015年の9月からは、役員となって会社の運営にあたっています。
スペースマーク 安倍農政を問う 戦後の農業・食料を振り返る(上)
2017年は、安倍農政転換への第一歩を踏み出す年です。元東京教育大学教授で元農業・農協問題研究所理事長の暉峻(てるおか)衆三さんに戦後農政を振り返り、安倍農政の問題点やこれからの農民運動の展望について語っていただきました。
スペースマーク 野党と市民の共同大いに広げ安倍政権打倒、新しい政治をイラスト2点
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合は1月7日、東京・新宿駅西口で、「共に闘う 2017ファーストアクション・新宿大街頭演説会」を開き、4野党の代表がそろい踏みしました。
スペースマーク 農のこころ
線量をさぐる目玉や鍬はじめ
スペースマーク “いつも、もっけだの〜”
山形県の庄内産直センターは12月18日、神奈川県横浜市泉区にある苗場保育園で、「庄内ふるさと産直市」を開催しました。毎年12月に、1年を締めくくる交流として保育園全体をお借りして、庄内の農産物を農家自らが消費者に販売するもので18年目となります。
スペースマーク 分析センターだより
整理整頓を心がけ、コンパクトな分析施設として運営しているとはいっても、新しい分析機器導入のためには、設置スペースの確保が必要となりました。整理の結果、泣く泣く1台の分析装置とお別れをすることになりました。
スペースマーク 地域の話題あれこれ
大阪府の農民組合能勢支部は昨年末も12月19〜28日の10日間に府内の各平和・市民運動団体へ「団結・能勢もち」(1キログラム・30個入り)を2000袋届けてきました。
スペースマーク 旬の味
年末には1年を表す漢字1字や流行語が取りざたされましたね。でも、世界中の流行語はここ何年も「持続可能な」と「多様性」です。言いかえればこんな風にも〈楽しく採算もなければ続かない〉〈みんなちがって みんないい〉

2017年1月16日(第1246号)

スペースマーク 2017年の展望を語る
2017年がスタートしました。安倍暴走政治を許さず、立憲主義を回復し、個人の尊厳を守る新たな年の幕開けです。「立憲デモクラシーの会」の中心メンバーとして市民運動の先頭にたってきた上智大学教授の中野晃一さんに、16年を振り返ってもらい、今年の展望を語っていただきました。
スペースマーク 一人ひとりが大事にされる2017年に!
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は1月6日、東京・新宿駅前で恒例の新春宣伝を行いました。
スペースマーク 東海第二原発は再稼働するな
「さよなら原発いばらきネットワーク」は12月11日、水戸駅で、茨城県東海村にある東海第二原発の廃炉を求めてクリスマス・アクションを行いました。
スペースマーク 農のこころ
七草粥ひもじき戦後の草浮かべ
スペースマーク 賠償打ち切るな 被害者の声聞け
福島県農民連と農民連本部は2017年12月20日、東京電力本社と政府と交渉しました。
スペースマーク 2016産直カタログから
農民連青年部では2016年の夏から、ふるさとネットワークの産直カタログに、青年部員の農産物の詰め合わせセットを掲載しています。
スペースマーク 本の紹介/中野晃一著 つながり、変える・私たちの立憲政治
昨年7月の参議院選挙は、市民+野党の共闘が実現し、「市民革命」の第1幕を開けました。32の1人区すべてで野党統一候補を実現して11の選挙区で勝利するという画期的な成果をあげました。
スペースマーク 千葉県農民連 女性部「あらぐさ」が総会
第28回千葉県農民連女性部「あらぐさ」の定期総会が2017年12月1日、富里市で行われました。昨年より少ない23人の参加でしたが、お昼ご飯には数々の持ち寄り料理が並び、心躍る定期総会となりました。
スペースマーク 佐久(長野)地区で食と農のつどい
いのちにつながる安心な食と農を未来に引き継ごうと開催してきた長野県佐久地区の第22回「食と農のつどい」が12月3日、佐久市で開かれました。
スペースマーク 備北農民連が収穫・感謝祭
岡山県の備北農民連主催の「農民連備北収穫・感謝祭」が11月20日、高梁市で行われ、新日本婦人の会のみなさんを含め、40人近くのみなさんが集いました。
スペースマーク 旬の味
明けましておめでとうございます。私事ではありますが、昨年の暮れにインフルエンザにかかってしまい、10日間ほど仕事からリタイアしました。この年になるまでで初めてのことです

2017年1月2・9日 合併号(第1245号)

スペースマーク この村で文旦作って子育てするぞ!
水質ランキング第1位に輝く清流、高知県仁淀(によど)川。その上流、土佐市積善寺(しゃくぜんじ)の集落に、土佐文旦産直協同組合(以下、産直組合)はあります。土佐文旦産直センターとして発足し、2016年に創業25周年を迎えました。発足時には5戸だった会員農家は、いまや14戸に増え、さらにそのうち9戸で20〜40代の後継者が育っています。収穫期を間近に控えた12月上旬、産直組合組合員の若い生産者たちを訪ねました。
スペースマーク 中山間地・新規就農者・被災地の支援 現状に即してもっと拡充を
農民連青年部は今年2回目の農水省交渉を行いました。植田修部長(京都府和束町)、平間徹也副部長(宮城県蔵王町)ら6人が参加し、それぞれの思いを農水省に届けました。
スペースマーク 「担い手づくり」制度と実践交流会開く
農民連ふるさとネットワークは12月15日、地域の「担い手づくり」制度・実践交流会を東京都内で開催しました。
スペースマーク 農のこころ
塩加減あ・うん向き合う若菜粥
スペースマーク 大豆畑トラスト収穫祭
福岡・みのう農民組合の1年を締めくくる大豆畑トラスト収穫祭が11月27日、うきは市道の駅「うきは」で行われました。今回も、熊本支援のみそつくりということで約40人で作りました。
スペースマーク TPP反対 新しい共同広がり地域守る運動へと発展(1/3)(2/3)(3/3)
激動の情勢のなか、2017年を迎えました。昨年(16年)は6年に及ぶTPPとのたたかいで、漂流に追い込む大きな成果をあげた年でした。一方、安倍政権は、TPPが発効する見通しがないなかで、苦し紛れの強行採決に踏み切りました。追い詰められたのは安倍政権でした。昨年1年間のTPP批准阻止のたたかいは、今後の運動につながる重要な成果をもたらしました。地域で共同を広げ、ユニークで多様な取り組みをした4府県の農民連の事務局長、書記長が集まり、語り合いました。
スペースマーク 地域に新風を吹き込む若い養鶏農家たちイラスト2点
新春のお喜びを申し上げます。
スペースマーク 旬の味
明けましておめでとうございます。例年より早めに寒さがやってきました! 去年はお店の準備であっという間に一年が過ぎました。今年はやりたかったことをひとつひとつ達成する年にしたいと思っています
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