「農民」記事データベース20170123-1247-05

“いつも、もっけだの〜”

感謝の気持ちで産直市


横浜市内の保育園で
山形・庄内センター

 山形県の庄内産直センターは12月18日、神奈川県横浜市泉区にある苗場保育園で、「庄内ふるさと産直市」を開催しました。毎年12月に、1年を締めくくる交流として保育園全体をお借りして、庄内の農産物を農家自らが消費者に販売するもので18年目となります。

 庄内弁で「もっけだの〜(ありがとう)」の気持ちを消費者に届けようと産直市では、産直センターの職員をはじめ、農家組合員総勢23人が参加。保育園とはお米の産直を通して、春には田植え、秋には稲刈りと、横浜から山形へ訪れるなど交流を行ってきました。

 今回は、20〜30代の若手組合員が4人参加し、例年よりも平均年齢がぐっと下がりました。

 また今年の産直市では、山形の名物「芋煮」を「庄内風」「山形風」と分けて販売。「庄内風」は、みそ仕立ての豚肉入りで、「山形風」がしょうゆ仕立ての牛肉入りになります。どちらも大変好評で、用意していた200食分があっという間に売り切れに。

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用意していた200食は売り切れに

 保育園と地域のつながりや18年の歳月で育まれた生産者と消費者とのつながりを改めて感じさせられました。たくさんの来園者にたくさんのエネルギーをいただいた産直市となりました。

(山形・庄内産直センター 小林隆範)

(新聞「農民」2017.1.23付)
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2017年1月

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