佐久(長野)地区で食と農のつどい
手づくり食品販売
飾り寿司づくり
TPPパネル展示
食の安全の学習も
いのちにつながる安心な食と農を未来に引き継ごうと開催してきた長野県佐久地区の第22回「食と農のつどい」が12月3日、佐久市で開かれました。
当日は、地元農産物や手づくり食品の販売からスタートし、体験コーナーでは、「飾り寿司づくり」にみんなで挑戦です。会場には、TPPのパネル展示、舞台の袖には紅白のまゆ玉が添えられました。
「TPPと食の安全〜食の裏側をのぞいてみよう」と題した講演では、農民連食品分析センターの八田純人所長がプロジェクターを使って、「おにぎりの秘密」から始まり、冷凍野菜や身の回りの食品の実態を解説し、「誰がつくっているのか、どんなものを食べるのかをよく考えよう」と訴え、ものづくりの大切さを強調しました。
その後、佐久市立野沢小学校合唱部の35人の児童が「ブドウとグリーンピースの唄」など、全国レベルの歌声を披露し、会場を大いに盛り上げてくれました。
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会場を大いに盛り上げた野沢小学校合唱部のみなさん |
会食・交流会では、飾り寿司、とろろミーセン、がんもどき、鯉こく、こねつけ、煮こじ、薬膳サラダ、野沢菜等の手料理・郷土料理の説明と参加団体の自己紹介がありました。
今回の参加者は160人、佐久農民センターから10人の仲間が参加しました。なお、最後の抽選会では私もシクラメンの小鉢をゲットすることができました。
(長野・佐久農民センター 布施勝次)
(新聞「農民」2017.1.16付)
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