大豆畑トラスト収穫祭
福岡 みのう農民組合
今年はトラスト開始20年の年
節目にふさわしい飛躍の年に
福岡・みのう農民組合の1年を締めくくる大豆畑トラスト収穫祭が11月27日、うきは市道の駅「うきは」で行われました。今回も、熊本支援のみそつくりということで約40人で作りました。
熊本被災支援の
みそづくり300キロ
会員でない方も飛び入りで参加
大豆とこうじのにおいに誘われて、会員でない方も、「作ってみたい」と寄ってこられて、「初めて〜」と言いながら、作っていきます。そして、新たに会員に。みなさん、もうすっかり慣れて、1時間ほどで300キロのみそ作りが完了しました!!
福岡市の若い家族連れは、「このトラストに参加して、作業の後、温泉に行くことにして、レジャーの一環としています」と話し、久留米市のお母さんは、「トラストのおしょうゆを使い出して、ほかのしょうゆが使えなくなり、外食のときでも、小瓶に分けて持っていっています」と語りました。
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大豆とこうじのにおいに誘われて、みそづくりをしました |
熊本に家族がいる方から感謝
熊本から近況報告を受けるつもりでしたが、残念ながら、来ることができませんでした。しかし、同じ九州ということもあって、熊本に家族、知り合いがいる方も多く、「支援がありがたい」「忘れないでほしい」「がんばっています」といった声も聞かれました。
お土産に、富有柿とハヤトウリが全員に配られましたが、会員さんから、ハヤトウリの食べ方、レシピなどが紹介され、会員さん同士のつながりも深くなってきました。
参加していない方たちにも発送
これが終わると、発送作業です。参加されていない方々に大豆かみそ、しょうゆなど希望のものを送ります。
今年は、約100件。物、口数に合わせた箱を探し、あて名を書いてこん包していきます。5〜6人の会員の方が最後までお手伝いしてくださいます。今年は、トラスト開始から20年。節目の年にふさわしい活動にしていきたい、と今から思っています。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2017.1.2付)
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