“新聞「農民」ぜひ読んで”声かけ
正・賛助会員4人読者6人ふやす
千葉・東総農民センター 今井睦子さん
1人より2人で歩けば
どんどんふえて楽しい
農民連第22回定期大会に向けて、新聞「農民」読者と会員拡大の大運動が呼びかけられています。この呼びかけにこたえて、千葉県農民連東総農民センターの今井睦子さんは、精力的に仲間増やしに取り組み、10月以降、会員2人、賛助会員2人、読者6人を増やしています。
きっかけは、以前、正会員だった養豚農家のAさんに、「まずは賛助会員でいいから農民連に復活を」とはたらきかけ、それに応えて加入してくれたことでした。
千葉県内では今年、TPP反対の運動が各地で行われましたが、多数の県農民連会員が会員になっている水稲の生産者団体も、東京大学の鈴木宣弘教授を招いた学習会を開催。この学習会は大きく盛り上がり、「この生産者の皆さんにもっと新聞『農民』を読んでもらいたい」と、Aさんと今井さんでこの集会に参加した生産者団体の知り合いを訪ねて回り、新聞「農民」の購読を訴えました。
「私一人で農家訪問するのはなかなか大変。二人で行って、見本紙を広げながら話せば、TPPとか米問題とかいろいろ話も盛り上がって、断る人もいなくて。もっと回ればどんどん新聞『農民』も広がるんだけど」と今井さんは言います。
2人の正会員は、会員の地元のつながりのなかから増えました。「米産直とか税金とか、農民連会員同士、助け合って活動してるのを外から見ていて、じつは自分も仲間に入りたかったと会員になってくれた。よく会議なんかで“壁をつくっているのは私たちの方で、実は声をかけられるのを待っている人がいっぱいいる”っていう発言がよくあるけど、本当にその通り。農業がたいへんな時だからこそ、みんな模索しているのね」と、今井さんは確かな手ごたえを語ってくれました。
(新聞「農民」2016.12.12付)
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