「農民」記事データベース20161205-1241-04

TPPの中身さらに広げよう

京都・口丹連絡会
「考える講演会」


 11月13日、京都府口丹波地域の南丹市で、元農水大臣の山田正彦氏を招いた「TPP問題を考える講演会」が開催されました。この地域では2012年に鈴木宣弘氏を招いた講演会を機に連絡会を組織し、毎年、講演会を開いています。

 今回、約170人が参加。山田氏は「TPPで日本はどう変わるか」をテーマに2時間にわたって講演しました。

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山田元農水相を招いて開かれた講演会

 参加者からは「これほどひどいとは。ショックを受けた」「組合共済までねらわれるのか」「このような強欲な協定で誰が得をするのか知るべきだ」「みんなに広げなければならない」などの声が寄せられました。

 講演の最後に山田氏は、「中身をしっかり知ることが、TPPとのたたかいや日米2国間協議とのたたかいを進める上で大事だ。参加者一人一人が語り広げていこう」と訴えました。

 TPPストップ口丹連絡会では、講演会の成功を力に、TPP協定の中身をさらに地域に広げ、その批准と発効ストップに向けた取り組みを、京都府内各地の運動とも連携し合いながら進めていきたいと考えています。

(京都・TPPストップ口丹連絡会 高屋晧)

(新聞「農民」2016.12.5付)
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2016年12月

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